TOM WAITS
Edinburgh Playhouse Scotland
28/July 2008




えらいこっちゃ!
トム・ウェイツがエジンバラにやってくる!
それも2夜だ!!
数年前のヨーロピアンではLondonはハマー−スミス1夜限り・・・ってなもんでどえらいDemandの超高額チケットとなったのだが、今回もLondonのみとなるだろうという予想を覆してエジンバラはプレイハウスが2夜!!ぎゃぁー!うっそー!
あきらめていたトム・ウェイツだったが、エジンバラとあっちゃぁ、無視するわけにはいかん!
驚くことに、イングランドとドイツが欠如しておる。トム君らしい・・・
イングリッシュたちは怒り狂っている。あはは・・おもろ!
でもって、今回のチケットはお一人様2枚・・・おまけにチケットには購入者の名前が記され、会場入りするときにIDと写真がチェックされるというしくみだそうで、E−bayやダフ屋での超高額売買防止を図っている。
ありがたやありがたやである。
なんてスマートなんだろう!トム君素敵!
それでもやっぱり売る輩は登場しているみたいだ。アメリカン・ツアーではやっぱり超高値でE−bayを賑わしているのだが、購入者は2枚のうちの 1枚を売ることができる。でもって、とにかく会場へ出向かねばいかんということになる。こうなると従来の高額チケットの氾濫は少しでも軽減するだろうね。
火曜日の発売・・・イングランドからごっそりとファンがなだれ込んでくるだろうなぁ。さて、チケットは無事に取れるのだろうか???
さぁて・・ちけっとのお値段は?・・・で、おったまげた!
£95.00・・・!!!
20,000円!お一人様2万円とな!
げぇー!たっけぇー!

朝の早くからしっかりと気合が入ったチケット発売日。
チケットマスターのみの発売でお一人様2枚限り。
エジンバラ2夜のみでイングランドはない。
こいつはかなりなBig Demandになるはずである。
どこかからの情報でオンラインは10:00〜、電話は9:00〜
でもって、9:00に電話をかけるがやっぱり繋がらない。
しばらくするとクリスからTELで電話も10:00〜とのこと。
そもそもこのチケット購入の際にはあらかじめ登録している自分のアカウント(ここにはクレジット・カードの情報も登録されている)にログインしていなければ、
Holdingの限られた時間内で作業ができない。
これで一度失敗したことがあった。
今度はしっかりとログ・オンしている。
UKではクレジットカードがIDの役割をしている。
オンラインではクレジット・カードかデビット・カードを登録しているのだが、我が家ではクリス用の登録とhiroko。用の登録をしている。
今回はクリス用のアカウントでログインしていた。
hiroko。は10:00きっかりにオンラインで・・・スルーしたぁー!
10:00きっかりの時点で前から7列目だ!
最後のクレジットカードを選んで・・・・普通ならばこれでリファレンス・ナンバーが表示されて「ご購入ありがとうございました。」の画面となる。
んが???そうは問屋は卸してはくれなかったのである。

カードを選んで、ありがとうございました。が来ると思いきや、カードと提携しているBank Of Scotlandのセキュアー・サイトの画面となる。
こいつはバンク・オブ・スコットランドが「ほんまにお前なんかえ?」と聞いてくるって訳である。
つまり誰かの名前でカードを使って購入したくてもこれではできないのである。
hiroko。のクレジットカードは細かいものを購入するときに使っているので、登録していたし、慣れている。
ところがクリスのカードってほとんど使うことがなく登録していなかったのだ。
ぎゃぁーーーー!うっそぉー!Holding Timeは6分しかない。
6分間にうちにクリスのカード情報すべて登録できるはずはない。
7列目がぁー!!!7列目がぁー!おじゃん!!!!!!

まごまごしてはいられない。
チケットマスターをログアウトして、再びhiroko。のアカウントから入る。
同じような手順で・・・・・RowX!!!24列目に大きく後退してしまった!
それでもまだストールが入手できるのだっ!
今度はすんなりとセキュアーコードまでたどり着き、無事に入手はできた。
くっそぉー!はじめからセキュアーに行くことがわかっていれば7列目だったのにぃー!!!
悔しいぞぉー!!!

それでもラッキーだったみたいだ。
このライブは7月27日(日)と28日(月)の2夜なんだが、クリスは日、月とお休みなので、ここは日曜日の混雑を避けて月曜を選んでいたのだ。
同じミュージシャンが同じ都市で2−3のライブをする場合には初日はスタンダードなセットリストだが、2日目、3日目にはサプライズが飛び出すのはNeilで体験済みである。
おまけにもしも日曜日を選んでいたらスルーすら出来ない状態だっただろう。
案の定、日曜日の分は発売15分ほどでクローズされていたようだ。
悔しいけどしょーがねぇーか・・・


前代未聞のチケット。
何しろ、当日の会場入りには顔写真のあるIDを示すパスポートとクレジットカードの照合ということで、BBCのニュースにも流れていた。
届いたチケットにはしっかりと名前が印刷されていた。
この紙切れが1枚2万円なのだからおったまげる。
しかしなぁ・・・そんな高額のチケットなんだからもっと何か特別なトムの写真入とか、記念チケットといった具合に何か施して欲しかったものだ。
これじゃぁ£10ほどの普通のチケットと同じやんか!
・・・と少々がっくりきた。
アメリカでは1万ー1万2千円だったそうだから、どーしてこれほど値が釣りあがったのか???
疑問である。

それでも滅多に見れないトム君のライブ。
このラッキーなオーディエンスの一人になれたことを喜ばねばなんない。
何しろ今回はイングランドもドイツもオランダもない。
であるからして、かなりな狭き門を潜り抜けたってことになる。

7月28日。
7時にエジンバラ・プレイハウスに到着。
今夜は前座は登場しない。
8時にOn Stageだということらしいが・・・
会場前では、いつもなら「チケット・チケット」と言い寄ってくる煩わしいダフ屋の姿が一切ない。
さすがに目が飛び出る高額な座席なわけなので会場内には10代20代といった若者の姿は余り見かけられない。
ほんの半年ほど前に同じ会場でNeil Youngの大爆音にぶっ飛んだことがまるで遠い幻のようだ。
Tom君のスコットランド入りは同じくこのエジンバラ・プレイハウスでの1987年のライブが最後になるというから、21年ぶりということになる。
その1987年のライブにはクリス君も参加していたそうだ。
そのときにはオープニングで彼の大好きなGlitterキラキラ光るスパンコール?もどきの吹雪を握っていた手からぱぁーっと飛ばしたのだそうだ。
今回もツアーの題名がGlitter and Doom Toうrなんだから同じようなパフォーマンスが見れると期待しているのだが・・・

今回のヨーロピアン・ツアーではUKはこのエジンバラの2公演のみ。
初日のライブは勿論の事ながら新聞では大絶賛の嵐だった。
今夜はどんな趣向でいくのかな?
彼の場合は生のライブを見れるチャンスは本当に数少ない・・・だが・・・圧倒的にレコードやCDなどでは到底味わえないショー的要素のパフォーマーだから、勿論音を聴くのと同時にステージの上でどのような小さな趣向を凝らしてあるのを見るというのが大きなポイントとなる。
見て聞くショーだ。

ロビーではT-シャツが売られているが、どこでも見られるツアーDateが刷り込まれたいわゆるツアー・T−シャツというたぐいのものではない。
£15.00という安さ!
Neil YoungのTシャツとは£10の違いがある。
ファンにやさしいTom君か???いやいや!チケットが2万なんやからなぁ。。。そう、やさしいとも言えないよなぁ(笑)

8時のOn ステージ、7時55分には開演5分前のベルが鳴る。んが???なかなかTom君が姿を表さない。
昨夜のフォーラムの話では8時きっかりのオン・ステージで終了が10時過ぎということだったが・・・
スタッフがセットリストを貼り付けていたのを取り外した・・・まさかっ!・・・ドタドタキャンではないやろなぁ!
じりじりと時間が過ぎる。
8時30分を過ぎて再び開演5分前のベルが鳴る。
とうとう暗転になった。
登場だっ!
映画やDVDで見たことしかなかったほんまもんのTom Waitsだ!

割れんばかりの拍手に全員がスタンディング・オベーション!
なかなか鳴り止まない拍手。
21年ぶりのライブだものなぁ。
トム君はその観衆に答えて両手を広げてゆらゆら、そしてその手を耳にあてがうポーズはDVDなどで見たまんまである。
この異様なまでの強い「カリスマ」性に圧倒された。

オープニングはLucinda/Ain't Goin' Down To The Well
彼の3枚組みで発表された最新作
Orphansからである。
ステージのバックには大小数個のメガホンが釣り下がり、ステージの中央に円形にこしらえている台に上がる。
足を相撲取りのように右、そして左と踏み鳴らす。
その踏み鳴らされた後には床からダストともいえるドライアイスとも見える煙が立ち昇る。
まるでしこを踏むようにバシッバシッとアクセントを決める。
かっちょいい!
一体どのようにこれほどまでにしゃがれた奥深い声が出来上がったのか???
Rain Dogs へ流れる手拍子が響き渡る。

トム君の全身を使っての表現力。
特に彼の驚くほどの長い指。その指1本1本までもが繊細にくねくねと曲がる。真のパフォーマーだ。

“酔いどれ詩人”のキャッチフレーズがぴったりくるトム君。
酒の匂いが充満する夜の場末のキャバレーや裏通りのバーにうごめく人間模様、夢や挫折を、シニカルさと同時にメランコリックに描く表現力はこの人の右に出るものはまずいないだろう。
まるでしみのついた薄い短編小説のようなリアリティーさの中には社会からはみ出しあぶれた人達へのどこか悲しげで温かい眼差しが隠れている。
自らを“酔いどれ詩人“として演じる、パフォーマーとしての才能が現在までの彼の大きなベースとなっている。

 73年にアサイラムから『クロージング・タイム』でデビューして以来、アサイラムで7枚、その後移籍したアイランドで7枚(サウンドトラック盤も含む) のオリジナル・アルバムを発表してきたトム君。
ジャズ色を強めながらも、センチメンタルな素晴らしい名バラードを幾つも残してきた。
そのトムのキャリアの中で、音楽的 な変化が現われたのが、アイランドからの1枚目『ソードフィッシュトロンボーン』(83年)だ。続く『レイン・ドッグ』『フランクス・ワイルド・イヤー ズ』と並び“フランク3部作”と呼ばれるものだが、ここでトムは、それまでのジャズ に色づけされたビート詩人のペルソナを脱ぎ捨て、もっと演劇的というか芸術に徹したと言うか、不条理でアヴァンギャルドな世界に踏み込んでいった。
当初は面食らって多くのアサイラム信仰派のファンたちが去っていった。そういう人が多かったはずだ。
かくゆうhirokoも80年以降のアルバムに関する知識は実に乏しい。
だが、トムの映画俳優(ジム・ジャームッシュ映画の常連)としての活躍や、映画音楽、前衛演劇の作曲といった幅広い創作活動はその時折々に触れることは出来た。
2006年に発表されたOrphans: Brawlers, Bawlers & Bastardsが彼の最新作であるが、その中で彼はこう語っている。

このレコードの中心は私の声だ。
酒をガブ飲みし、足を踏み鳴らし、さめざめと泣き、囁き、嘆き、喘ぎ、スキャットし、思わず口走り、激怒し、泣き言をいい、女を口説く、そのどれも上出来だ。
私の声は何にでもなれる--少女、人さらい、電子楽器テルミン、爆竹、道化、医者、人殺し、なんでもござれ。粗野にもなれるし、皮肉っぽくも、錯乱状態にもなれる。超え自体が楽器なのだ。
トム・ウェイツ

ステージではまるでそのもの。
彼の体全身が楽器の役割だ。
お高いエリートギターもエリートピアノも彼には必要ない。
彼の全身がまさに芸術である。


On The Other Side Of The World

この曲は大好き!
Night On Earthからサントラだが、まぁ、泣けてくる詩とトム君のせつなくしゃがれた声がじぃーんと胸を打ち付ける。


'll Shoot The Moon
前曲の悲しい曲から打って変わってコミカルなLove song
まるで映画を見ているように、このコミカルなカップルの会話と光景が目に浮かんでくるようだ。
とぼけたようなサックスもかぶさって楽しい。

「あいらびゃあいらびゃあいらびゃー。」
「どうして電話くれないのよ!」
「何度同じ事を言ってんのさ!」
「電話してくれ、ベイビー 893006248000996240634900000・・・・・・・・・」
爆笑!
一体彼はこの数字を覚えているのかな?

アイル・シュート・ムーン・・フォーユーベイビー

ムーンで指を輪にしてムーンを作り、フォーは4本指、ユーは観客を指を指し、ベイビーで赤ちゃんを揺らしている。
この手話の振り付けがとぉーっても可愛くて面白い。
会場内はバカウケ。大歓声!!!!

うんちゃうんちゃうんちゃ・・とリズムは始まったが・・・・
あれ?次は何だっけ?と次の曲を忘れたトム君。
God's Away On Business  ポルカ・スタイルの楽曲。
足元に備え付けていたベルを鳴らす。

Eyeball Kid
http://www.youtube.com/watch?v=bhD2O56hm84

トレーダーのニッキーから送ってもらったアムステルダム2004のライブ映像を見た限りのEyeball Kidとはまぁーったく違う!
まずは最初に目玉をくりぬいてそれをまるでジャグルするようにお手玉。
そして最後は食べちゃう!!(笑)
ダンス会場のミラーボールを半分切り落として帽子にしたようなヘルメットをかぶって、くるくると回る。
まるでレーザー光線が飛び交ってる様にキラキラ!
強烈な光線が目に飛び込んでくる。
素晴らしい!素晴らしいの一言に尽きる!
トム君がめたくそ可愛い。
このキラキラ・ミラーボールハットを被るたびにもう観客は大喜び!!!
2万円も出した価値あり!まずはこんなステージ見たことない!


10曲目にバンドのメンバーは去り、トム君とウッド・ベースのみのステージ。

「前回エジンバラにきたときに、泳げる素晴らしい池があるんだぜ。といわれてそれはいいね。でその池で泳いだんだ。でもって何が起こったかというと、アメリカに帰って医者に行ったら、何やらカエルの精子が腹の中にいてると言われてさ!そいつが腹の中で孵化して、おたまじゃくしになって成長してカエルなった。僕の音楽もこの腹の中にいるカエルの影響をモロに受けているんだ。
(ここでピアノを深海を表現した高音キーをピコピコ鳴らす)
カエルになって戻ってきたと言うわけさ、カリフォルニア産のカエルだ・・・そうさ、エジンバラだ!」
爆笑を誘うジョーク。

ぎゃーーーーーーー!こいつが出るとは!!
こいつが聞けるやなんて!なんて幸せなんでしょ!

http://www.youtube.com/watch?v=9L334pV0RWU&feature=related

Tom Traubert's Blues1曲だけでも充分2万円の価値あり!
美しい!美しすぎる!
どうやってこの風貌で、このダミ声でこんなに美しい歌がこれほど美しく歌えるのだろうか?

観客は大喜び!「You’re Beauty!!!」の声があがる。
しかし驚くことにこの静かな楽曲の間、誰一人としてお喋りをしない。
Neil Youngのライブの時にはいつもいつもこれに悩まされ続けているわけだが、このトム・ウェイツのライブでは誰も喋らない。
素晴らしい!
勿論リクエストを求める声は各セクションからあがってくる。
しかし、この風刺の効いたジョーク色の強いトム君にかかれば、そのリクエストのかわし方も実にプロフェッショナル。

だが、ひとたび彼が歌を歌い始めると会場内は暗転のサイレンスに包み込まれる。
これほど彼のピアノが美しいとは!
ピアノの美しい人は、Warren Zevonをダントツにあげていたが、生で聞くトム君のピアノは涙が出そうになるほど美しい。
新たな発見だ。

Innocent When You Dream
これも美しい曲。

会場のオーディエンスとのSing Out!

静かなピアノ曲が続いた後はバンドのマンバーがステージに戻り、再びパフォーマンスの世界に入る。

Lie To Me
これも最新作のOrphansからのピックアップ。
観客とのわぁお!との掛け合いが乗りを上長させる。

Hoist That Rag
ではトム君はマラカスを手にする。
ここで彼の下の息子Sullivan Waitsがコンゴで初登場!
パーカッションの利いたこれまた乗りのいい1曲だ。

Dirt In The Ground
Bone Machineからのピックアップ
Oh! My God!!この曲が聴けるとは!泣ける!素晴らしい声!

ラスト・ソングはMake It Rain

http://www.youtube.com/watch?v=ushHlD9v_m8&feature=related

この曲も好きな曲の1つ。
ハッ!はっ!はぁーっ!
少し前にトレントからDlしていたSt ルイスでの映像を見た限りでは、彼の大好きなGlitterが雨の代わりにキラキラと舞い落ちてくる仕掛けになっていたが・・・このエジンバラではさすがに2万円!
Glitterの量も回数も多い!
バンドの紹介が楽曲中に入る。
キーボートを担当していたPatrick Warrenはこのエジンバラ出身とのこともあって一際大きな拍手が沸きあがる。
勿論彼の上の息子でドラムを担当していた
Casey Waitsにも大きな拍手。

アンコールが始まる。

スタンディング・オーベーションの嵐嵐嵐!
2万円のライブはまさに価値あり。
 
UKの新聞各社では絶賛の嵐の5ツ★。
Best Live of the Year!と詠われていた。

ここに集まった人たちは真のトム・ウェイツファンと真の音楽ファンといった感じだった。
感謝と尊敬という空気が観客席を包み込んでいた。

一夜にしての2時間とちょいの時間に、映画を見て、音楽を聴いて、小説を読んで、演劇を見たような超満腹感を味わえたサイコーの2乗のライブだった。


転載したYOUTUBEの映像はエジンバラのものではありません。
写真のいくつからもエジンバラのものではなくトム・ウェイツのフォーラムからお借りしてきました。


01) Lucinda/Ain't Goin' Down To The Well
02) Rain Dogs
03) Falling Down
04) On The Other Side Of The World
05) I'll Shoot The Moon
06) God's Away On Business
07) The Part You Throw Away
08) Eyeball Kid
09) Singapore
10) Tom Traubert's Blues
11) The Briar And The Rose
12) Take It With Me
13) Innocent When You Dream
14) Lie To Me
15) Hoist That Rag
16) Bottom Of The World
17) Cold Cold Ground
18) Green Grass
19) Way Down In The Hole
20) Dirt In The Ground
21) Metropolitan Glide
22) Make It Rain
23) Jesus Gonna Be Here
24) 9th & Hennepin
25) Anywhere I Lay My Head


Tom Waits - vocals, guitar, piano, castanets

Vincent Henry - reeds, woodwinds, harmonica, guitar
Casey Waits - drums & percussion
Omar Torrez - guitars
Patrick Warren - keyboards
Seth Ford-Young - bass
Sullivan Waits - congas and clarine