Neil Young+Crazy Horse
METRORADIO ARENA NEWCASTLE ENGLAND
10/06/2013


Alchemy Euro Tour

UFO


6月10日月曜日

ベルリンから始まって、ハンブルグ、アムステルダムと追ってきた。
アムステルダムの後はパリ、そしてベルギーへとツアーはさらに続いている。
アムステルダムで、UWE君やOlaf君たちに、旅のお礼を言うと共に、叉いつか会えるだろうと別れを惜しんだ。
私たちは無事にエジンバラに到着したが、ベルリンでの寒さと雨と重なった疲れのせいで、風邪をひいてしまった。
帰宅後2日目あたりで熱っぽくなって体が無性にだるい。
薬を飲んで、ここは安静を保たねばならないが・・・
ニューキャッスル・・行けるだろうか??
最悪の場合はクリス一人で行ってきて!ここで無理してGlasgowを逃したくなかったからだ。
前日の夜までは、殆どキャンセルの方向に向いていた。
当日の朝になって、起き上がることが可能と分かった時点で、無理をしなかったら行ける。。と判断した。
今夜はのんびり後から会場へ行って、ずっと後方でどこかに座り込んで、ゆっくりと観戦しよう。それなら大丈夫だろう。と
急いで旅の支度を済ませる。
エジンバラから約2時間ほどでニューキャッスルに到着する。
今夜のお宿はTravelodge.
ニューキャッスルはイングランドの北の果て。同じUKではあるが国が違うし、通貨も違うといことをいつも忘れがちになる。

チェックイン後、クリス君は一足お先に会場であるMetroradio Arenaへ。
hirokoはしばしベッドに横になっていた。
このニューキャッスル・・なんとなくイングランドから忘れ去られたような結構大きな町であるにも関わらず、人々の反応は遅い。スコットランドでいうアバディーンのような存在だな。
NY+CHのツアーが決まってこの地が決まっても、他所ではすぐに売り切れたのに、なかなかチケットが売り切れずにいた。
とにかく反応の遅いところである。
ゆえに、今夜のクリス君は必ずや再び最前列を確保できるだろう。

会場のオープンは6時半。
まぁ、ぼちぼちとゆっくり川沿いに歩いて会場まで行こう。
マーチャンダイズでツアーT-シャツ買って、中で飲み食いして、トイレにだって行けるんだ!今夜は慌てる必要はない。


6時あたりになってホテルを出て、会場を目指す。
もうクリスは中に入っているかな?
・・・あれま・・・
うっそ・・・この時間で?
ゲートオープンに並んでいる人たちのかたまりが見事なまでに小さい。
20名ほどだ。
クリスは6−7番目あたりに位置していた。
この時間でこれ???
やっぱりニューキャッスルだ。
遅い。。。
2009年のアバディーンでもこんな感じだった。
最もそうだよなぁ。HOLIDAYを取っているものしか早い時間には並べない。週末ではないウィークデイ。
世の中の普通の人々は仕事があるんだ。
仕事を終えて駆けつけるとなるとどうしても遅くなるわなぁ。
UKの典型的などんよりとした灰色の雲。寒い。
スカーフを巻いてジャケットを着込まねばならない。
今が6月の10日であるということが信じられない。
旅とは言えど英国圏の英語圏。思いっきりほっとする。
6時半のゲートオープン。
思いっきり少人数が足早に場内に・・・
これほどの少ない最前列を狙うハードコアの姿をみるのも珍しい。
アムステルダムではオープンと同時に何百人がなだれ込んだはずなのに。。。
これからは大物のライブでニューキャッスルがあるならば、絶対にここを選ぶべきだ。
ずるずると吸い寄せられる人たちを尻目に、hirokoさん、今夜はのんびりと構えている。
急ぐことはない。今夜は最後列でスクリーン観戦を決め込んでいるのだから。
屋外でタバコをくゆらせながら、ポツリポツリと集まってくる人々を眺める。
まずはヨーロッパで見逃したマーチャンダイズだ。


ドイツのハンブルグのライブの後に場外のドッジポット屋で偽物ツアーT−シャツを入手こそすれ、やはりオフィシャルも手に入れねば。。。余裕の有り余る今夜が唯一のチャンスである。
ドイツでは30ユーロだったが、UKでは25ポンドだ。
いろんな美味しそうなT−シャツやグッズが満杯である。
ここはシンプルにツアー・ロゴのグレーのT−シャツを3枚買い込んだ。
2枚はベルリンでマーチャンダイズに出会えなかったジョージとスーザンに、もしも後日チャンスがあったらと頼まれていたから
だ。
気になっていたものがゲットできたし、トイレへいって、そして腹ごしらえ。
フライド・ポテトで腹を充たす。
のんびりできたところで、そろそろ場内へ入ろうと中へ入る。
クリスはどこかな??
彼はしっかりと再びの最前列を確保していた。
それにしても集まりがノロイなぁ。
もうすぐLOS LOBOS始まるで。。。
ぐるりと見渡すが、人は中央に集まるばかりでまだまだ余裕のよっちゃんだ。
嘘みたい。アムステルダムではあっという間に人で埋まりきったのに。
見渡してみる。
あれ?まだバリアが開いている。
嘘だろ?ちょっと行ってみよ。
中央最前列は勿論埋まっている。
だがしかし、端々の最前列はがらんとしたまんまなのだ。
あれまぁ。。。hirokoは左端のバリアに進む。
勿論中央からは大きく外れてはいる。
だがしかし、全くの左端でもない。
きゃぁ、またしてもバリアNo.3だ。
ここだって、時間が経てば埋まってくる。
充分ステージを捉えることのできるバリアである。
こんなのんびりやってきて、こんなところに落ち着いていいのもなのか?
ハレルヤ!New Castleである。
最前列を確保できればあとは座って始まりを待つのみ。
期待をしていなかった分、すごく得した気分だ。
シーティングのアコギのライブではないから少々咳き込んでも爆音にまぎれるからありがたい。
のど飴を舐めまわしながら、UK上陸第一弾の夜に期待が高まる。

LOS LOBOSの登場を迎える。
あれ???一人少ない。
いつも一番左にいたCesar Rosasの姿がない。
狼たちの中で一番ラテン系の姿のおじさんだ。
彼がヴォーカルをとるラテン系の曲が好きなのに・・・少しがっかりする。
風邪でもひいたのかな???パリやベルギーはどうだったのだろう???
彼の欠員で今夜の内容はROCK系の曲が多くなった。



セッティング・チェンジの時間となった。
再び見慣れた科学者たちや工事現場労働者たちが今宵のセットを組み立てていく。

すっかりとお馴染みとなったローディーたち。
そしてカメラマン。
A Day In The Lifeでマイクが下がりきって、さぁ、始まりだ!
今宵はユナイテッド・キンダム。国歌は聴きなれたGod Save The Queen.
最もスコティッシュであるクリスは歌うはずはないが・・・(笑)

Love And Only Love
例のごとくのオープニング。
おお。。音がいいなぁ。
明らかに音がいい。
Neilさんも気持ちよさそう。
そりゃぁそうだろうな。音がいいことに加えてここは英語圏である。
英語のミュージシャンはやはり英語圏に戻ると生き生きする。
会話ができるし、歌詞をすんなり理解してもらえるからだろうが。
日本人のhirokoから見て、アメリカでのNeil、英国でのNeilは他国のライブに比べるとかなりリラックスしている様子だ。
自分たち自身も英語圏へ戻るとほっとするのと同じように・・・
アムステルダムでの不機嫌なNeilさんとは対照的。
だが、それと同時にここは英国。
偉大なミュージシャンたちをわさわさと輩出した国。
音楽の国なのだから、英国の人々は小さな子供の頃から素晴らしい音楽と共に育ってきているわけだ。
ゆえに耳が肥えまくっている。
つまり手抜きは許されない・・・という緊張感も同時に伝わってくる。
Neilさんの奏でるものは何でもかんでも素晴らしい!という何でもOKという他国のファンたちとは違う。
英国のファンたちは実にシビアである。
素晴らしいものには大絶賛するが駄目なものははっきりと批判する。
それがたとえNeil Youngだとしてもだ。
もしも、アムステルダムで起こったRamada In中途放棄事件なんぞあってはならないお国柄なのだ。

しかし今宵は機嫌がいいのが何よりだ。

Singer Without A Song
新たな発見!
歌のない歌手の女性が違う!
ヨーロッパでは痩身のブロンド娘だったが、今夜は黒髪の刺青を施した少々パンク系。
UKらしい娘の登場だった。
ドイツとオランダではなかったことだが、UKのライブでは前のセキュリティーの人たちがカップに入った水を配ってくれる。
前方の者はその場から離れられないので、喉がカラカラに渇くから、実にありがたい。
シビライズしてるねぇ。と喜びはしたものの、その作業が騒々しい。
ちょうどhirokoの前にはマネージャーのエリオット氏がステージを見守っていたのだが、何もこの静かな楽曲の時に騒々しくお水配りをする必要があるんだろうか?
エリオット氏は指を口にあてがって、「シィーッ」とセキュリティーに促してはいるが、効果は全くない。

アコギに移った。
Heart Of  Goldと思いきや・・・でた!
Comes A Time

いいねぇ。
最初から今夜はComesで行くか決まっていたのかどうかはわからないが、チェンジがあるということは他にも可能性があるということだ。


アムステルダムで中途で終わった(ベルギーでもアキシデントがあったようだが・・・)
Ramada Inn
無事に終わってほっとした。
あのアムステルダムで隣にいたおじさんに聞かせてあげたかったなぁ。

Cinnamon Girl
F*!#in' Up
と続いてお次はMe Soulだったな?
・・・あれ???うん?ちゃうぞ!Mr Soulやないぞ!
出たぁー!!!

Surfer Joe
が飛び出した!
今回のツアーではベルギーはブリュッセルで初登板した、今ツアー二度目の登場だ。

マッセルバラのベッドの中でお留守番しないでよかった。
少し無理してもやっぱり来てよかったにゃぁーーーーー!
何しろライブでこいつを聞くのは長年の体験上初めての経験だ。
Showが終わってクリス曰く。。。「よかったよ。一緒に来れて、もし僕一人で、後でこいつが飛び出したことがわかったら、それこそ、一生恨まれるところだったよ!ほーーーーー!」あはは・・・

https://www.youtube.com/watch?v=8bFNNHq_SII

Comes A Timeが出た時点で今夜はベルギーの流れかも・・・・と思っていたが、うまく飛び出してくれた本当に嬉しい。



アンコール何かしらん?
ハリケーンかもね。。。と頭上のオルガンに目を向ける。


だが、ヘイヘイ・マイマイで全ての弦を切っちゃったNeilさん。これではハリケーンはありえない。
きゃぁーまたまた嬉しい。

Rockin' In The Free World

これもまた今回のツアーでパリに続いて二度目の登場だ。
ああ、来てよかったなぁ。

https://www.youtube.com/watch?v=GdK-U28WcJw

セットとしては今夜のライブが一番いい。
大満足の夜だった。
宿に戻るとなんと、今宵はラスティーたちのねぐらだったのか。。。
国際色豊かなFESTが行われていた。
既に12時を回っていたが、BarはOpen状態。
ありがたい。
ライブが終わってもこうやって1パインとのビールが飲めるのが・・・

アメリカのマリリンがギターをかき鳴らし、ソフトな歌声でNeilを歌う。
勿論ラスティーたちも今夜の興奮とあいまって、共に口づさむ。
マリリンとはハンブルグで見かけて、アムステルダムで言葉を交わしていた。
アメリカからヨーロッパまでの旅費、チケット代、宿泊費。これだけを追っているわけだからその出費たるや想像しがたい。
他にもUKに上陸した見覚えのあるアメリカ組は数人まだ残っていた。
ビールを流し込んだら、激しい睡魔に襲われて、お先に部屋に戻って爆睡した。
朝起きてクリスに「何時までやってたの?」と聞く朝の3時まで延々とFESTは続いたらしい。

この人たち、確か明日のバーミンガムも追っかけるはずだ。なんともタフな人々でしょう。(笑)




1. Love And Only Love
2. Powderfinger
3. Psychedelic Pill
4. Walk Like A Giant
5. Hole In The Sky
6. Comes A Time
7. Blowin' In The Wind
8. Singer Without A Song
9. Ramada Inn
10. Cinnamon Girl
11. F*!#in' Up
12. Surfer Joe And Moe The Sleaze
13. Mr. Soul
14. Hey Hey, My My (Into The Black)
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15. Rockin' In The Free World
15.