2009 Continental Tour - Europe

Neil Young
NOTTINGHAM ARENA

23/06/2009

UFO

昨年に引き続いて、今年もNeilがやってくる?
まさかぁ?・・・が現実の話となった。
3月の初め・・・クリスとhirokoは日本への里帰りの準備に追われてドタバタしていた。
電話が鳴る。
「はっろぉ〜!ミセス・マクファーディン!Neil Young Aberdeen
、ペンは持ってるか?00000000ここへ電話して0000000000の番号を言って・・・ Neil Young アバディーン」

(???何をほざいとるねん?このクソ忙しいときに!またおちょくっとるな!)

「うそや!うそや!」
「じゃぁ行かないんだな?」
「げっ????ちょー待った!アバディーン???うそやろ?ヴェニューは?」
「エキジビジョン・センターだっ!」
「ぎゃぁーーーーーーー!」
「オフィシャルは月曜日だけど、O2のプリセールだ!幸運を祈る!」

このラストミニットのドタバタのさなか、焦りまくる。
結局、O2(けーたい電話の会社)のメンバーシップのコードがないと駄目だったが、Drニール君が手配して二人分のチケットをゲットしてくれた。
今年も見れるぞ!Neilが見れる!
6月24日アバディーンにNeilがやってくるぅー。 ったくウソみたいなお話ではないかいな?。
不本意ながら、DrNeil君に「I  love You!」を3回も言ってしまった(笑)
たまにはええ奴になるから、憎めない。

来ないときには何年も間が開くというのに・・・しかしなんだ?このNeilの異常な行動は何なんだろう?
新しいアルバムが出るのはわかるが・・・またまた同じバンドの同じメンツ?
なぁ・・頼むよぉーーーーホースと一緒に来てくれよぉー!

2009年のツアーが始まり、セットリスト中には勿論新曲がどっさりと詰め込まれると思いきや、さほどの新曲が放り込まれず、カナダ・ツアーでどひょひょ ひょひょっとハードコアなファンたちが涙するようなセットリストが披露されると思いきや、ユーローに入ったセットリストからは取り立てて昨年と異なる点が 見当たらない。
ラスティーズたちの間では「すでにNeilは飽きている!完璧に彼は飽きている」とクチを揃えて囁かれるようになった。
常に新しい刺激を求め続けている彼が2年も同じバンドで同じ内容のツアーをやれるはずはないのである。
ここは「お金」だよねぇ。
彼の開発を続けているNonガソリンCarの研究開発には莫大なお金が必要でもって、そのためのツアーであることは一目瞭然であって、我らの大枚は彼の車のスイッチの1つにでも貢献してくれているのならありがたいお話なのだけど・・・・
まぁ、飽きているからしょーがない我がままちゃんも披露してくれているようだ。
Isle of WeightではITVのTVカバレッジのライブ放映の約束をかわして、そそくさステージを降りちゃっていち早く切り上げて、メディア関係者を振り回した。
そしてミュンヘンでは当初はシーティングチケットだったのが、直前に前列半分のシートを取っ払わないと演らないとヘソを曲げた。
さぁ、一番前だぁー!2番目だぁーと喜び勇んでいたファンたちにとってはまるで天国から地獄である。
せっかくの必死の思いで取った好シートが直前に取っ払われるってことなんだからやるせないよねぇ。
早いもん勝ちのスタンディングになってしまうわけである。
まぁそういう取っ払われた好シートの人たちには、10ユーロのキャッシュバックとFree T−シャツという特典がついたらしいのだが・・・
スタンディングに慣れない人や耐えれない人にとってはかなりきついしねぇ。
それでも「飽きちゃったからもうやんぴ!」なぁーんてドタキャンだけは辞めて欲しい。・・・これがなきよう祈るだけだ(笑)

2009のUKはIsle of Wight フェスとグラストンベリーとハイドパークの3夜、そしてあとはノッティンガムとアバディーンの計5箇所。
昨年の最後に経験したHOPFarmFesでの雨と傘と寒さしか覚えていない野外はもうごめんである。
屋根のついたノッツティンガムとアバディーンをPICしているがこの2箇所とていつものNeilとは違う。
本来ならばシェフィールドか?マンチャスターあたりとスコットランドではグラスゴーとなるはずが、どうも都会を避けて忘れ去られたようなストレートには行けない田舎都市へ。

さぁ、明日はこのマッセルバラを朝6時に出発してエジンバラを7時の列車でノッティンガムへと降りていく。
ノッティンガムへはダイレクトでは行くことが出来ない。
1つ乗り継いで5時間かけてノッティンガムだ。
翌日のアバディーンが厳しい。
ノッティンガムから2つ乗り継いで5時間かけてエジンバラ、そして1時間の待ち時間を経て2時間半かけてアバディーンだ!
交通に8時間半かけて、会場で並んで・・・立って・・・体力がもつかどうか・・・
追っかけもここまでの追っかけはかなりしんどいぜ。。。(笑)
まぁ、それでも古巣のアバディーンを訪れるのはいつだって楽しい。
Drニール君を初めとする、いつも集まっていたメンバーが顔を揃えることになるので、ライブ終了後のインド料理店への予約も済ませているそうだし、これも楽しみの1つでもある。

6月23日。
緑色の芝生が神々しいウィンブルドンが始まり、ブリテン島は夏本番を迎える。
その夏本番に相応しいポカポカの真夏日、hirokoとクリスはノッティンガムへと出発する。
小さな田舎町のグランサムで乗り換えて、リバプール行きの列車に乗り込み、内地へと入っていく。
さすがに海に面する町とは全く違う空気で暑さも増してくる。
少々眠たいけだるい体に重石を載せるような湿気が張り付く。

ノッティンガム、まずはこんなライブがなければ出向くことなど全くない街だ。
お隣のバーミンガムやシェフィールドなどの名の知れた都会の影に隠れた忘れ去られたような田舎街。
現在BBCで放映中の人気ドラマ「ロビンフッド」、ここノッティンガムはこのロビンフッドの生誕の地である。
もう少し時間に余裕でのあれば、ちょいとロビンフッド観光でもやらかしてブラブラしたいところであるが、今夜のライブは早いもの勝ちのスタンディング・ライブだ。
ステージかぶりつきの位置を確保するためには早くから並ばないといけない。
ここは体力温存でもって、ノッティンガム到着後はホテルへ直行し、お昼寝を決め込む。
ゲートオープンは7時半。
6時に会場に到着する。
今夜の会場はノッティンガム・アリーナ。
早々と到着したが、それでもやはりかぶりつきを狙う数人が列を作っていた。
5列ほどのレーンで二人は2番目の位置に加わった。
今回は前年に比べるとラスティーズたちの盛り上がりもイマイチで、ライブ前のOFF会情報は流れてこなかった。
最も前年の凄まじきツアーであり金を使い果たした感もある(笑)
各地でみかける御なじみの顔を認識することがなかった。
列を作って並んでいる時間というのは実に長くてしんどくて体力がいる。
いつもならば誰か顔見知りと一緒にならんでぺちゃくちゃおしゃべりするのだが、全く顔見知りのいないその間に結構回りのファンたちと情報交換したりおしゃべりするのも結構楽しいものである。
「?」あれ?あの人?ひょっとして?ピーター・ガブリエル?
「似てるよなぁ・・・」
「違うだろ?似てるけど・・・・」
と、周りでちょいと盛り上がっていた。
ピーター・ガブリエルといえば、ジェネシスでその強烈な衣装でもって・・・ここまで気色悪くできるんか?と笑ってしまうコスチュームとパフォーマンスを知る人も多いだろう。
最近ではアニメの「Wall-E」で主題歌を歌っている。
「違うだろ?」「そーだよ!」などと憶測が飛び交っているうちに、今度はNeilのマネージャーのエリオット氏が登場し、ガブリエルらしきおじさんと握手を交わし、二人してどこかへ消えていった。
「コンファームだね!」「やっぱガブリエルだっ!」
へぇー・・・こんなところまで見に来るんやなぁ・・・・
ゲートが開く。
オフィシャル・T-シャツは£20.
昨年と違う新しいところでは新譜「Folk In The Road」にちなんだ車のTシャツだ。
黒と茶色がある。
ほしいなぁーーーと思いながらも、こんなところでモタモタしていると、場所が確保できない。
明日もチャンスはあるだろうし、本当に欲しければNETでも購入できるんだし・・・
ひとまず、誘惑をかなぐり捨てて、ひたすらステージに向かって走る走る。
トイレにも行く余裕がない。
(大丈夫かな?トイレ・・・我慢できるかな?暑いから大丈夫だろ・・・)脳みそは倍速回転でいろんな思いがかけめぐるが足はわっせわっせとステージへ。
UKのスタンディング・ライブは日本やアメリカでは想像できないくらいにかなりステージに近い。
図体のでかい西洋人の男たちの中で、ステージをしっかり捉えるために女性ファンは大変なのだ。
シーティング・ライブとは違って、Neilのライブを見るには、彼のパワーを全身に浴びるにはかぶりつきの位置でないといけない。
アリーナ会場であるから円形のビルディング。
列はもう片方でも成されていたようで、ドアが開くのが同時ではなく、我々の側は少し出遅れた。
これって、実に不公平!
前方にはもうすでに最前列、いわゆるバリアは埋まってしまっていた。
くそぉー!
たどり着いた時には前から3列目。
まぁ、それでもNeilのスタンディングにしては上出来な位置である。
さぁ、ここからが長い。
まだまだNeil登場まで2時間近くある。
はぁ・・・ほんま体力いるわぁーーーー。

昨年の春のツアーでは前座はペギーさんだったが、今回はイングランドはハンプシャー出身のFOLKシンガーLaura Marling。
何でも昨年のHOPファームフェスでNeilとペギーが彼女の演奏を気に入って、今回の前座の話を持ちかけたという。
20歳の若い彼女にしてみれば、抜擢も抜擢、超抜擢である。
8時15分、前座が始まる。
ローラちゃん、さすがにNeil夫妻のお見立てだ。
声が素晴らしく通って、実に心地いい。
だが、かなり緊張している。
その緊張がバリバリと伝わってくる。
30分ほどの短いパフォーマンスを終え、暗転に入る。

ローディーたちが忙しく舞台を作り上げる。
ラリーがギターのチューン、勿論ラリーに向けてエールを送る。
今夜もええ音させてな!
見上げると、羽付き天使オルガンがぶら下がっているが・・・・今夜、こいつが降りてくることがあるだろうか?

ノッティンガムの前々日、アイルランドはダブリンで、ようやくビックリ曲が出た。
バファロー時代の「Burned」だ。
過去にNeil Youngとしてのライブではお披露目されていない超コア曲である。
この曲1曲聴けるだけでもハードコアーなラスティーズにしたら、うひょうひょもんである。

とうとう始まりだ!
オープニングはHey Hey, My My (Into The Black)
かなりスローだ。
だが、こいつがオープニングとなればhiroko。にとってはもう突端から大ノリノリ!
この1曲で長時間の苦労が吹っ飛ぶ!報われる!
両手をまっすぐに挙げて首は前後にカクカク!
ジャンプしながらカクカク!
あたしのどこにこんなパワーが残ってたんやろ?????(笑)
しかし、ステージの上の爺さんは63歳だ!
すげぇーーーーーーーーー!生きててよかったぁーーーーー!
Rock’roll will Never Die!!!!
この歪み!
あれ?ここからギターのソロがぁ???となるところで切り上げられてしまった。
えらくショート・バージョンやん!
ちょいと・・・おいちょいと!あたしゃぁ、ここから狂うのにぃ・・・・
と何か置いてきぼりを食らった気分だった。
んっが・・・Neilや、許したろ!(笑)

そのままMansion On The Hillへ。
Neilはのっしのっしとピアノへと向かう。
Are You Ready For The Country?
のりのいい曲だ。
アンソニー君がギターでセンターステージへ。

Everybody Knows This Is Nowhere
再びNeilはセンターへ。

チャド・クロムウェルのサイド・タムがボコボコと始まる。
あれ?何が始まる?
何かGoing Home?の出だしのような・・・
あれ?何やろ?と思っているとPocahontas
へぇー、こんなイントロもありかぁ。。。

Words
昨年はこいつがBest ソングだったが、やっぱり今年も素晴らしい出来栄え!!!
イントロを聞くだけで涙が出そう!
「言葉」Neilが一番大切にしているものだ。
妖怪度の増したNeil。
ノッシノッシとキースやリックに近寄っていく姿はまるで獲物を追う虎のようだ。

ノリノリのCinnamon Girlへ。

http://www.youtube.com/watch?v=bckYU5TSh0Q&feature=related

今夜のペギーさんの衣装がいい。
ミニスカートで綺麗な足を見せてくれている。
今夜のNeil爺は実に気分がよさそう。
彼の気分のよさはバンドのメンバーにも伝わってくるし、直接観客にも跳ね返ってくる。
しかし今夜は暑い。
この会場内は今は40度近くになっていることだろう。
場所確保のために飲料水を断念していたので、水分欠乏状態で少々フラフラしてくる。
入場の際にはペットボトルは押収されるので、明日はパックジュースを持ち込んで入ろう。

Neilは遥か後方のバックステージに設けられたオルガンへと移動しMother Earth
のりのいいエレクトリック・セットからアコースティックのセットでクール・ダウン。
今回のツアーはGreatest  Hitツアーとも呼ばれているが、ニュートラルなファンなら誰もが聞きたいHeart Of Gold

Heart of Gold

http://www.youtube.com/watch?v=Gp7xXoSmstQ&feature=related


ダブリンに引き続いて出たぁーーーーーーーーーー!
Burned!!
これでNottinghamまで来た甲斐があるというもの!
やったぁー!かみさぁ、ありがとぉー!

http://www.youtube.com/watch?v=PgsBNBJ7RBk&feature=related


Comes A time

http://www.youtube.com/watch?v=kAgBRq7wDdM&feature=related

ペギーさんがピアノを弾いている。

先日出たばかりの新譜「FOLK IN THE ROAD」からGet Behind The Wheel
CDだけを聞くとそれほど思い入れする曲ではなかったけれど、やはりNeil Youngって面白いところがライヴを聞いて好きになるって曲が多いって事。
この曲もまさにそれだ。
50年代風のROCK'N’ROLLなんだけど、ペギーさんが好きなんだよね。
この頃の時代のROCK'NROLLが・・・確かShakeyに書いてあったよなぁ。


Rockin in the Free World

http://www.youtube.com/watch?v=SEoq83wHRXE

大詰めを迎える。
Neilのライヴって本当に時間が短く感じる。
素晴らしいShowだという証拠でもある。
ノリノリ曲の始まりだ。
んが・・・突然後方からえげつない力が前方へと加わってくる。げげげ・・・出たか・・・前方将棋倒しか????
やめてくれ!押される押される!
ここはイングランドである。
二人のツルツル坊主の酔っ払いが後方から前方へめがけて強烈な体当たりを食らわしている。
こいつはアブねー。
hiroko。もエアロスミスとアーケードファイアーのライブでこの強烈な圧力は体験済みだが・・・これはマジで怖いもんがある。
そうでなくとも長時間立ちんぼで、足が弱っているのである。
しっかりとふんばっていなければこの力に耐えることが出来ず、ぶっ倒れて踏み潰されて窒息死が待っている。
このツルツル坊主2人組はまるでイングランドのフーリガン並み。
音楽を楽しむというより、酔っ払いなのである。
こーいうのがどしんどしんと体当たりをかけてくるのだから、女性たちにとってはたまったものではない。
hiroko。の位置はこの強烈圧力からはちょいと斜めにそれていたので、直撃こそなかったが・・・なぁ・・・頼むよ!せっかくの演奏中なんだぜ!
あまりのひどさに、男性陣がこのツルツル坊主たちを後方へ押し返す。
ツルツルは余計に張り切って再び・・・・これが数回繰り返されているうちに喧嘩が始まる。
なぁ・・・やめてくれよぉー!
Neilがストップかけちゃうぜ!
ステージ上ではペギーさんが心配そうな面持ちで、この一角を見つめている。
ペギーがピースサインを出した。
hirokio。も高々とピース・サインでお返しした。
そのうちに警備員が入ってきて、ツルツル坊主コンビは連れ去られていった。
やれやれ!馬鹿どもめ!イングランドのアホウども!
ほんまに酔っ払いはやだ!

今回のRockin in the Free World は面白い。
3度ほどエンディングと思わせて、Keep on〜と意表をついて始まる。
何度、ブレイクするかしらん?と馬鹿どもが去って笑いが出る。


アンコールは予想通り、昨年からにひき続いて、A Day In The Life
もうええで・・・なんやけどなぁ。(笑)
弦をブチブチに引きちぎって、まるで子供のように遊ぶNeil 爺。
せっかくさぁ頭上にはかわいいオルガンが待っているというのになぁ。。。。
今夜もハリケーンで遊んではくれないか・・・・
引きちぎった弦をもてあそび、ペギーが弾いていた鉄琴へ足を運び。
終焉の音を叩く。
まるでママの横に寄り添って遊ぶ子供のようで、63歳の怪物Neil が可愛く見える。

2時間弱のライブは終わった。
グリーンスリーブスを背中に浴びながら場外へと・・・足が棒となって、ガクガクだ。
トイレもよくもったもんだ。
水!水!水!水をくれぇー!

あああ・・・やっぱりええなぁ。Neilはサイコーだわ!



Set List

  1. Hey Hey, My My (Into The Black)
  2. Mansion On The Hill
  3. Are You Ready For The Country?
  4. Everybody Knows This Is Nowhere
  5. Pocahontas
  6. Words
  7. Cinnamon Girl
  8. Mother Earth
  9. Don't Let It Bring You Down
  10. Heart Of Gold
  11. On The Way Home
  12. Burned
  13. Comes A Time
  14. Old Man
  15. Down By The River
  16. Get Behind The Wheel
  17. Rockin' In The Free World
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  18. A Day In The Life